IT重説でかわる一人暮らしの部屋探し


IT重説ができるとアピールしている不動産屋が増えてきましたよね。忙しい単身者にどんなメリットがあるのか確認してみたい。

目次

重要事項説明とは何か

不動産屋さんがお客様に契約前に色んな重要事項を説明する義務のこと

不動産取引の法律である宅地建物取引業法で、賃貸契約をするときに仲介する不動産業者は私たちみたいな借主に対して物件の条件などを事前に説明しなければいけないんです。その説明を聞いて納得してから契約っていうのがルールになっていますね。

IT重説はいつから始まったのか?

国土交通省が社会実験として「ITを活用した重要事項説明に係る社会実験(IT重説社会実験)」を平成27年8月31日から平成29年1月31日まで行なっていました。そして平成29年10月1日から賃貸取引での本格運用がスタートしました。

IT重説のメリット/デメリット

IT重説のメリット

不動産屋に出向く回数を減らせるので忙しい方にもオススメだと思う。
部屋を借りる人が遠方の場合わざわざ重要事項説明を聞くためだけに不動産屋にやってくるのはお金の無駄って感じがしますので、このIT重説はすごく価値があるシステムですね。

重要事項説明書を郵送で送ってくれるのでその資料を見ながらLINEテレビ電話などで説明を受けることができる。
動画として記録しておけばトラブル防止に役立ちますね。

IT重説のデメリット

重要事項説明書を郵便で送ってきます。ここはデジタルにはならないらしいです。単身生活者は1日中不在にしている可能性もあるので、会社などの別の場所で書類を受け取れるようなサービスがあれば良いですね。

ITの知識に興味が無い人たちには利用しずらいシステムかもしれません。 例えば、IT重説を受ける場所に「Wi-Fiの環境がありますか?」「インターネットの環境がありますか?」など質問をされたときに以外と答えられない方達もいますからね。

まとめ

部屋を借りるプロセスの中で重要事項説明だけが、IT化されているだけなので契約自体を全てオンラインで出来ない。

事実、書類は紙ベースで郵送というアナログな手段を利用しなければならない。

それでも今までのアナログなシステムから前進したと言えるかも知れませんね。単身者と遠方の人には少しメリットありだと感じますね。

借りる物件によっては、IT重説に対応していないところもありますので注意が必要ですね。


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